外資系生命保険会社のはじまり
1.先発組(2社)
- 1972 アリコジャパン
- 1974 アメリカンファミリー
2.後発組(8社)
- 1979 ソニー(ソニー・プルーデンシャル)生命
- 1981 ピーシーエー生命(コンバインド・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ)
- 1985 アイエヌジー生命(ナショナーレ・ネーデルランデン生命)
- 1985 オリックス生命(ユナイテッド・オブ・オハマ・ライフ・インシュアランス・カンパニー)
- 1986 クレディ・スイス生命(エクイタブル生命)
- 1996 チューリッヒ生命
- 2000 カーディフ生命
- 2000 ハートフォード生命
3.国内(破綻)生保買収組(8社)
- 1987 プルデンシャル生命←1909日産生命(太平洋生命)
- 1994 アクサ生命←1934日本団体生命
- 1998 AIGエジソン生命(GEエジソン生命)←1898東邦生命(徴兵保険)
- 1999 マニュライフ生命(マニュライフセンチュリー生命)←1894第百生命(京都生命)
- 2000 マスミューチュアル生命(エトナヘイワ生命)←1894平和生命(横浜生命)
- 2001 AIGスター生命←1904千代田生命
- 2001 ジブラルタ生命←1935協栄生命
- 2001 T&Dフィナンシャル生命←1894東京生命(仁寿生命)
☆勝手に考察
・38社中18社を占める最大派閥(?)の「外資系」ですが、その歴史は浅く、半数以上が『平成』の世になってからの登場です。
…というより、《バブル崩壊で「国内生保」が弱ってきたゾ♪攻めちゃえ~!》ってカンジ?
…これは主に、「買収組」の話です。悪しからず‥。
・「買収組」以外の10社を、敢えて「先発組」と「後発組」に区分してみました。「先発2社」は、設立の時期が早いだけでなく、知名度も実績も「外資系」では際立っているようです。
・この2社は、商品も良いのでしょうが、なんと言っても宣伝がウマイ!多分、お金の使い方がお上手なんでしょうね。
テレビのCFにDM、新聞、雑誌…とにかく露出が多く、熱心に宣伝しています。
テレビのCFでは、商品の特徴や『おすすめポイント』を、わかりやすく端的に、説明していると思います。
具体的な数字を用いているので、商品のイメージが明瞭。合理的で説得力がありますよね。(…ホメすぎ?!)
ワケのわからない映像が延々と流れるCFの多い「国内生保」は、見習った方がいいかもしれませんよ。(…商品説明せんかい!!)
・最近の『加入したい生保』などの調査によると、「国内生保」よりもこの2社が、上位に挙げられる傾向があるようです。
…買収されるより、辛いかもしれませんねぇ‥。頑張れ、ニッポン!