自動車保険ランキングから保険会社を見極める
収入保険料に占める自動車保険割合の高さ
2007年の中間決算では、正味収入保険料部門を見てみると各社微増、微減と言う程度ですが、資産運用収支の増加が経常利益を大きく押し上げています。保険財務力格付けもワンランク評価がアップした損保も多いようです。また事業経費比率が前年度対比殆どの損保(ソニー損保・日本興亜火災を除く)が増えているのは、保険金不払いの調査費や再発防止のシステム整備等がコストを引き上げる原因になっていると思われます。 正味収入保険料の内訳を見てみると、自動車保険料収入がどの損保も収入保険料に占める自動車保険割合の高さを示しています。 少子高齢化はどの分野でも消費に影響を与えますが、消費者の価値観の変化や景気動向を受け、低価格車の販売が増加するとともに、買い替え期間が長期化等、市場環境は厳しくなりこれからは多種多様な販売方法でパイの奪い合いが一段と激しくなるものと思われます。以下は2007年度中間決算による自動車保険の(自賠責除く)各分野のランキングです。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|